daichinome's blog

不妊治療 顕微受精 高齢出産 双子

13w5d 緊急入院

(グロい表現が含まれますので、読みたくない方はスルーして下さい。)

 

普段通りに生活してて、お腹の痛みや違和感もなくその日は就寝。

朝起きると、お尻あたりに濡れてる感触。

恐る恐る触ってみると ビッショリ濡れてる。

汗??って思いつつも、ここだけこんなかく?

それとも、お漏らし?

手を嗅いでみたけど、無臭。

暗かったので、電気を点けてみた。

真っ赤だった。

驚いたと同時に かなり落ちた。

トイレに駆け込んで、パンツとスウェットを脱いで確認。

重くなるほど血まみれ。

その間にも、トイレでタラタラと血が出る。

と、その瞬間 ニュルンって感覚で何かが出た。

恐々と、見てみると

それは 大きな塊だった。なんだか、例えるなら 鶏レバーの様な。

それを 手ですくい 「あぁ〜胎盤が出ちゃった」って絶望してしまった。

大きさは、8センチ✖️5センチで厚みは2センチくらいの塊だった。

旦那に来てもらおうと、呼ぶが 声が出ない。

悲しくて、怖くて、いろんな負の感情が渦巻いて 泣くことも出来ずただ固まっていた。

この事態に何かを感じたのか、旦那が起きてきた。

血まみれのトイレとその周辺を見て 悟ったのか 静かに 「病院電話しよう」と言ってきた。

お願い。って言葉が出たかどうかはわからないけど、息をするので精一杯だった。

 

シャワーで軽く流してる最中も、血が止まらない。

胎盤が出たけど一部かもしれないし、赤ちゃんが出た様子は無いから

出来るだけ 力を入れて締めてた。

病院からは、すぐに来てください!との事だったので、

大きめのパットを付けてタクシーで向かった。

そんな中、つぶやく様に旦那に謝った。

双子ちゃん、ダメになっちゃったかも。

なんでだろうなぁ〜、私が悪いんだよなぁ〜と。繰り返し。

 

思い当たる節があり過ぎて、ぐるぐる思いだけが空回りして、悪くばかり考えず前向きに考えようと

かすかな望みは無いか、ずっと考えてた。

心の底から 奇跡を願ってた。

旦那は、無言で娘をみてた。

娘は、私達の気持ちとはウラハラに

無邪気に笑顔を振りまいてご機嫌だった。

それで、すごく救われる気がした。

 

ごめんね〜お姉ちゃんにしてあげられないかもって言いながら 泣いた。

 

頭の中では、あれが胎盤なら

双子は、今頃 息できなくてもがいてるのかな?

病院に行ってもこんな初期だと

手立ては無いんじゃ無いかと。

 

20分くらいで着いたのだが、とてつもなく長く感じた。

苛立ちも同じく 私を悲しくさせた。

産科の受付で、先ほど電話した者です。

と言えば、すぐ診てもらえると思ったが そーでもなく、結構待たされた。

待ってる間も、出血してるのはわかる。

この時ほど、腹が立ったことは無い。

 

ほどなくして、呼ばれた。

丁度、1週間前に診てもらった先生だった。

血腫も無く、順調ですね。って言ってた先生だ。

この1週間で、あんなデカイ血の塊が新たに出来たのか?

兆しは無かったのか問い詰めたかった。

でも、気落ちしてそんな気力も無い。

今朝の状況だけ 簡潔に話して

内診となった。

オムツの様なパットは、キャパを超えそうだった。

内診中も血が溢れ、先生達は慌ただしくしていた。

私は、お尻に伝わる出血をただただ感じでた。

先生が、小さい声で呟いた。

「出ちゃったかなぁ?」

その言葉で、涙が止まらなかった。

看護師さんから、ティッシュをもらい拭っていると、

あっ!いた!

信じられない声が聞こえた。

えっ?本当に?

そのあとも、じっくり診てくれて

赤ちゃんは二人とも元気。羊水量も大丈夫と言われた。

私は、夢かと思った。

本当に本当に嬉しくて、嬉し涙が出た。

地獄から、天国の瞬間だった。

 

ただ出血量が、半端じゃないので

入院は必須となった。

診断は、絨毛膜下血腫による 切迫流産とのこと。

 

呼ばれた旦那は、泣いてる私を見て

覚悟をしたらしいが、赤ちゃんは二人とも元気ですが 奥様は入院になりますと聞いてびっくりしてた。

後に聞いた話だが、あの血を見て ダメだと思ったらしい。

子供の生命力を信じなかったダメな親達だ。

その日から即入院となり、旦那には入院に必要な諸々を取りに帰って貰った。

あと、血まみれ現場の、掃除。

 

病院では、安静で、トイレと洗面所以外は車椅子。

トイレと洗面所なんて、すごく近い。

でも、子供の為には安静が一番らしいので、これも産まれるまでのゆっくり期間だとして前向きに捉えよう。

暇すぎるけど…。

 

 

この日は土曜日で、二、三日で退院出来るなら 良いのだが

それ以上となると、娘の面倒を見る人がいない。

私達夫婦の実家は、九州。

旦那の実家に頼むのは、かなり難しい。

いかんせん、娘がお義父さんに慣れてなく見ると泣いてしまう。

 

私の実家は、母に頼めるが(父は他界)

明日、神奈川に来れる?って急に言ってもなかなか難しい。

とゆうのも、障害を抱えてる叔父(母の弟)がいて、面倒見ないと行けない。

それに、猫が16匹程いるという。笑

母に聞いたところ、こちらに自分が出向くより、孫を自分のところで面倒見る方が楽だということになった。

 

苦肉の策で、日曜日に旦那が娘を連れて私の実家に置いてくることにした。

かなり弾丸。笑

旦那お疲れ様でした。

 

こーなると、入院中は完全に娘に会えない事が確定する。旦那もしかり。寂しい。

 

一方、娘はというと

旦那がいなくなったのに気づいて泣いたのは30分くらいで

後は、元気に猫を追い回して遊んでるらしい。

なんて、クールな子だ。笑

 

まだ、1歳7カ月っていうのが良かったのか?もう少し大きいと、こうはなってなかったかも??

ずっと泣かれて、親を探されるより、かなり気は楽だけどね。母も楽な子だって言ってくれてるし。

でも、忘れられそうでなんだか怖い。

 

ーで今は少し落ち着いた、いやかなり落ち着いた

入院10日目。

私達の方が、娘を恋しがってる有様。

旦那は、また弾丸で行こうかな?とか言ってるし。

今日で、15w3d

昨日、妊婦検診があって血腫は小さくなってはいるけど、安静が必要とのこと。なんで、まだ退院は当分なさげ。

 

 

あんなデカイのが出たのに、まだあるとか?しかも8×4

出たのとほぼ同じ。

胎児とも差がない。

出血するまで、私は8cmほどの大きさの血腫2個と二人を腹に納めてたのか!

四ツ子並!

どーりで、お腹がでかかったのか!?

ーと、妙に納得してみたりする。

早く、血腫が無くなって

娘に会いたい今日この頃です。

まだまだ、入院生活は続くのかな?

 

日々は、特にやることもなく 寝てばかり。週一で検診。それくらい。
なんだか、入院してるのが申し訳なくなってしまう。

 

初期の治療といった治療はなく、毎日洗浄するくらいだし。

しかし、安静が一番の治療法なんだから仕方ないか!開き直るべし!(*^◯^*)

 

赤ちゃん達の生命力に感謝します!

ありがとう、育ってくれて。